ベカルトジャパン株式会社 - Bekaert.co.jp

よくある質問と答え

よくある質問と答え

ベキスタットに対してのご質問にお答えいたします。
新しい質問も受け付けております。お問い合わせよりご連絡ください。

質問目次

Q1. なぜ静電気が除電できるのですか?
Q2. コロナ放電とはなんですか?
Q3. 何ボルトくらいのものをどのくらい除電できますか?
Q4. 対象の除電効果を高める方法はありますか?
Q5. どうやって取り付けるのですか?
Q6. 帯電箇所のどの位置に取り付けるのが良いですか?
Q7. 接触させる必要がありますか?
Q8. グランド(アース)する必要はありますか?
Q9. 寿命はありますか?
Q10. ベキスタットを使用するメリットは何ですか?
Q11. タイプによって性能は違いますか?
Q12. 繊維の抜け落ちの無い(クリーンルーム対応)製品はありますか?


Q. なぜ静電気が除電できるのですか?
A. ベキスタット™ は重量比で20%のステンレス繊維と80%のポリエステル繊維からなる紡績糸で編んだ編紐です。紐の表面に極細のステンレス繊維が産毛のようにまんべんなく出ています。ベキスタット™ を帯電物に近づけると、極細径(直径約6.5μm)のステンレス繊維はスパーク(火花放電)を起こすことなく、帯電物との間でコロナ放電が起こり、静電気を素早く、かつ安全に除電します。
また、極細線のステンレス繊維は紐のあらゆる方向に向いていますので、どの方向から帯電物を近づけてもお使いいただけます。

Q. コロナ放電とはなんですか?
A. コロナ放電とは、帯電物体に尖鋭な突起部分・刃状部分があるとき、又は帯電物体の近くに尖鋭な突起状・刃状の接地導体があるときに、突起部分等の近くだけで起こる微弱な放電です。コロナ放電は、放電エネルギーが小さいため静電気災害・障害の原因となる確率は低く、特に繊維状の導体で発生するコロナ放電は可燃性物質の着火源になる確率が極めて小さいため、自己放電式除電器、導電性繊維入り帯電防止用品などに多く利用されています。

Q. 何ボルトくらいのものをどのくらい除電できますか?
A. 数千~数万ボルトの帯電を瞬時に数百ボルトからほぼ0ボルトまで除電します。
ただし、コロナ放電を利用するため3kV以下のものは効率よく除電出来ないこともあります。

Q. 対象の除電効果を高める方法はありますか?
A. 帯電物が動く事で帯電物と除電紐の距離が近づいたり離れたりするようであれば、除電紐の設置本数を2本又は3本に増やす事により、除電効果が高まります。設置する際には10cm以上の間隔を取り設置をお願い致します。


設置例(横から見たイメージ)

設置例(上から見たイメージ)


Q. どうやって取り付けるのですか?
A. 様々なご使用方法が考えられますが、一般的には帯電している箇所に下図のように帯電物の進行方向に対して直角になるように設置することをお勧めいたします。その際、必ず片端はアースしてください。
また、張る長さが長い場合は、ある程度の張力を持たせて、あまり弛まないようにする方が良いと思われます。(引張り強度はタイプBRD8で約100N、TP1で約200Nあります)。別売のマグネット式アタッチメントをお使いいただくと、取り付けが簡単です。

Q. 帯電箇所のどの位置に取り付けるのが良いですか?
A. 静電気の帯電量や設置する環境によって異なりますので、一概には言えませんが、3千ボルト~数万ボルトの帯電であれば、非接触での設置で数百ボルトから、条件によってはほぼ0ボルトになります。但し、これはあくまでも目安ですので、実際にお使いになる環境に応じて、最適な位置を見つけて設置する事をお勧めいたします。

Q. 接触させる必要がありますか?
A. 接触させなくてもコロナ放電効果によって静電気を素早く除電することが可能です。
接触させると糸の混入や、傷などの原因になるおそれもありますので、非接触でのご使用をお勧めいたします。

Q. グランド(アース)する必要はありますか?
A. 必ず、アースをしてのご使用をお願いいたします。

Q. 寿命はありますか?
A. 紐に劣化が見られた場合や、溶剤、インクなどが多く付着した場合は除電効果が落ちてしまいます。その際には、お取り替えすることをお勧めいたします。また、定期的な除電効果の確認やメンテナンスをお願いいたします。

Q. ベキスタットを使用するメリットは何ですか?
A.
①安価:除電ブラシや静電気除去器より安価で、同等以上の性能を安定して得られます。
②安全:イオナイザー(静電気除去器)と異なり、帯電物に過剰印加しません。
③取り付けが容易:導電性の細紐状であるため、稼働している機器や作業環境内に簡単に取り付けられます。また設置の狭い場所に取り付ける事も出来ます。
④電源不要:電源を必要としない為、電気代がかかりません。
⑤メンテナンスが容易:除電効果が落ちた場合、除電紐を交換するだけです。
⑥化学的に不活性:ステンレス繊維を使用している為、活性な金属イオンを持ちません。

Q. タイプによって性能は違いますか?
A. 特にタイプによる性能の違いはございません。ご使用になる環境に応じてお選びください。例えば、狭い場所で使用する場合にはBRD8を、機械の幅が長い場所で使用する場合には、引張り強度が強いTP1をお勧めいたします。

Q. 繊維の抜け落ちのない(クリーンルーム対応)製品はありますか?
A. 紡績糸を使用していますので、繊維の抜け落ちがまったく無い製品は今のところございません。ただし、クリーンルームのクラスによっては使用可能な場合もございます。
詳細は、お問い合わせください。


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